競馬漫画「スピーディーワンダー」が面白いです。




原作者は「GIANT KILLING」の綱本将也さんで、
若いころは馬券で生計を立てていたという程の競馬好きです。

生計立てるとか、競馬ファンを越えています。

そのせいか、競馬ファンの心をくすぐる話が多いです。





「オグリキャップではなくディープインパクトだからです」
「トウカイテイオーではなくメジロマックイーンだからです」

この言い方がうまい。


これは簡単に言うと距離適性が違うと言っているんですが、

こんな言いまわしをされたら考えてしまいます。

ディープとオグリキャップ・・・・長距離適性か・・・・？

しかし、オグリキャップは３０００ｍ戦を走っていないので

距離適性があったかどうかもわからないと思っていた所で、

トウカイテイオーとメジロマックイーン。

やっぱり長距離適性だけど・・・・そんなに言いきる程・・・・。



答えは2400ｍ型と2000ｍ＆3000ｍ型の違い。

なるほど、確かに勝った距離と負けた距離が共通する。

長年競馬をやっていても、なるほどと思ってしまう内容です。

読んでから、実は自分の予想にも取り入れたり・・・・・。




あと面白いのが、もちろん騎手と馬がメインではあるのですが、

調教師側のトリックや考えも、しっかりしていて

騎手の行動に驚くだけではないのも

他の競馬漫画とは違っています。

距離適性も短距離、長距離という区別ではなく

１２００ｍや１６００ｍ、平坦コース、直線に坂など

かなり細かくわけられているのも、心がくすぐられます。




「GIANT KILLING」を読んでいて、面白いと思った競馬好きな人は

ぜひ「スピーディーワンダー」を読んでください。

これは予想でも参考になるレベルの漫画。



「ダービージョッキー」は最後、いろんな意味で飛んだからなぁ・・・・。










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